SDGs(Sustainable Development Goals - 持続可能な開発目標)とは、
世界が抱える問題を解決し、持続可能な世界を作るために各国が合意した
17の目標と169のターゲットです。
当社の取り組みは、SDGsの課題解決にもつながっており、
6つの目標を中核目標とした持続可能な社会創りに貢献します。
従来の治療法では救えなかった、難病から老齢疾患まで、一人でも多くの必要とする患者さんのために、国産で調達かつ備蓄できる臍帯(へその緒)を活用した間葉系細胞を世界に先駆けて1日も早く製品化すべく、研究開発に取り組んでいます。
廃棄物の臍帯(へその緒)を細胞医療のソースとして利用する、エコシステムの構築を目指します。これにより、新興感染症や紛争によって世界が分断され、サプライチェーンの破綻が起きている昨今において、輸入依存から脱却し、地産地消型のサプライチェーン構築によって必要な患者さんに必要なだけ届けられる安定供給を可能にします。
東京都の胞衣条例(昭和23年に制定された取締条例)が緩和され、臍帯(へその緒)が産業上利活用できるようになった今、新たな細胞医療を提供するにあたり、患者さんが安全に、かつ安心して使える製品を生み出し続ける責任があります。高い信頼性に裏付けられた高品質な製品を提供できるよう、法に遵守した組織体制を構築しています。
私たちは、さまざまなフィールドのパートナーとの協業、提携をベースとしています。医薬業界におけるエキスパートを社内人財のコアとし、アカデミアや企業とのパートナリングを通じて、世界初の臍帯由来間葉系細胞の製品化と安定供給の実現を目指します。
臍帯由来間葉系細胞を製品化し、日本で構築した地産地消型モデルを海外へ展開します。難病から老齢疾患に至るまで、新たな治療法を世界の人々に提供することにより、医療格差を軽減させ、当社のビジョンである「誰もが歳を重ねるごとに楽しみな世界」を創出します。
各国への医療提供はもちろん、地消地産型モデルが「安心安全な職場環境」で「安定的な給与」を得られる雇用機会にもつながります。将来的には、発展途上国への事業拡大も視野に入れ、臍帯(へその緒)を活用した細胞医療を実践できる教育の機会を設け、世界各国をつないでいきます。