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事業内容開発パイプライン

臍帯由来間葉系細胞製品HLC-001について、東京大学医科学研究所をはじめとする外部研究機関等との共同研究のもと、医療現場より新たな治療選択肢が求められ、かつ間葉系細胞が治療効果を示す可能性のある疾患を選定し、研究開発プロジェクトを推進しています。

承認申請までの流れ

基礎研究
非臨床試験
Phase1
Phase2
Phase3
承認申請

免疫・炎症性疾患

予定適応症 造血幹細胞移植後の
非感染性肺合併症
進 捗 Phase2症例登録完了
備 考
  • 開発地域:日本
予定適応症 造血幹細胞移植後の
急性移植片対宿主病
AMED
進 捗 Phase1評価完了(医師主導治験)
備 考
  • 開発地域:日本
  • 血液学分野の国際誌に論文掲載(2022年7月)
予定適応症 COVID-19に伴う
急性呼吸窮迫症候群
進 捗 Phase1評価完了
備 考
  • 開発地域:日本
  • 日本感染症学会学術総会で成果発表(2023年4月)
予定適応症 自己免疫疾患
進 捗 非臨床試験実施中
備 考
  • 東京医科歯科大学との共同研究
予定適応症 間質性肺疾患
進 捗 非臨床試験実施中
備 考
  • アカデミアとの共同研究
予定適応症 サルコペニア
進 捗 非臨床試験実施中
備 考
  • 用途特許出願済(名古屋大学との共同研究成果)
  • 日本サルコペニア・フレイル学会で成果発表(2021年11月、2022年10月)
  • 幹細胞分野の国際誌に論文掲載(2022年6月)
予定適応症 進 捗 備 考
造血幹細胞移植後の
非感染性肺合併症
Phase2症例登録完了
  • 開発地域:日本
造血幹細胞移植後の
急性移植片対宿主病
Phase1評価完了
(医師主導治験)
  • 開発地域:日本
  • 血液学分野の国際誌に論文掲載(2022年7月)
COVID-19に伴う
急性呼吸窮迫症候群
Phase1評価完了
  • 開発地域:日本
  • 日本感染症学会学術総会で成果発表(2023年4月)
自己免疫疾患 非臨床試験実施中
  • 東京医科歯科大学との共同研究
間質性肺疾患 非臨床試験実施中
  • アカデミアとの共同研究
サルコペニア 非臨床試験実施中
  • 用途特許出願済(名古屋大学との共同研究成果)
  • 日本サルコペニア・フレイル学会で成果発表
    (2021年11月、2022年10月)
  • 幹細胞分野の国際誌に論文掲載(2022年6月)

※上記の他、免疫関連疾患を対象としたバスケットトライアル実施中

造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)

造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)とは、移植後に感染以外の要因により肺炎などの障害がおこることです。主に非感染性肺合併症として特発性肺炎症候群(IPS)があります。IPSは移植後早期に発症することが多く、肺にある肺胞の壁に炎症や損傷が起こり、壁が厚くなり(線維化)、ガス交換がうまくできなくなる病気です。
ステロイド治療抵抗性の造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)は、致死率の高い難治性疾患であると言われています。

造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病(GVHD)

造血幹細胞移植後にドナー(提供する方)由来のリンパ球がレシピエント(治療を受ける側の患者)の体を自己ではないとみなして攻撃することにより過剰炎症(サイトカインストーム)が起こる、移植の成否を決定する重篤な移植後の合併症です。
標準的一次治療であるステロイド治療に抵抗性を示す急性移植片対宿主病は移植後の生命予後を左右する疾患合併症であると言われています。

COVID-19に伴う急性呼吸窮迫症候群(ARDS)

様々な原因によって生じる重症の呼吸不全症候群。ARDSの原因には、肺炎、敗血症、外傷などがあり、体内では血液中の好中球と呼ばれる免疫細胞から肺の組織を傷つける酵素が放出され、肺にある小さな空気の袋(肺胞)や毛細血管を傷つけるため、血液中の水分やタンパク質が肺の血管を通り抜け、肺胞の中へにじみ出ることがあります。その結果、肺胞に水分などがたまり、重度の呼吸不全を起こします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) においてもARDSが発症し、呼吸不全に至ることがあります。

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