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事業内容開発パイプライン

臍帯由来間葉系細胞製品HLC-001について、東京大学医科学研究所をはじめとする外部研究機関等との共同研究のもと、医療現場より新たな治療選択肢が求められ、かつ間葉系細胞が治療効果を示す可能性のある疾患を選定し、研究開発プロジェクトを推進しています。

承認申請までの流れ

基礎研究
非臨床試験
Phase1
Phase2
Phase3
承認申請

免疫・炎症性疾患

予定適応症 造血幹細胞移植後の
非感染性肺合併症
進 捗 Phase22022年3月P2開始
備 考
  • P2試験:症例登録中
予定適応症 造血幹細胞移植後の
急性移植片対宿主病
AMED
進 捗 Phase12020年3月完了
備 考
  • P1試験:完了 (東大医科研による医師主導治験、東大より本成果の独占的利用許諾)
  • P1成果の論文が血液領域の国際誌に掲載 (2022年7月)
予定適応症 COVID-19に伴う
急性呼吸窮迫症候群
進 捗 Phase12022年3月完了
備 考
  • P1試験:登録及び観察期間終了
予定適応症 血球貪食症候群
進 捗 非臨床試験
備 考
  • 東大医科研と共同研究実施中
    (用途特許出願済)
  • 日本血液学会で成果発表
    (2020年10月)
予定適応症 急性放射線障害
進 捗 非臨床試験
備 考
  • 東大医科研と共同研究実施中
    (用途特許出願済)
  • 日本再生医療学会で成果発表
    (2020年3月)
予定適応症 進 捗 備 考
造血幹細胞移植後の
非感染性肺合併症
Phase22022年3月
P2開始
  • P2試験:症例登録中
造血幹細胞移植後の
急性移植片対宿主病
Phase12020年3月
完了
  • P1試験:完了 (東大医科研による医師主導治験、東大より本成果の独占的利用許諾)
  • P1成果の論文が血液領域の国際誌に掲載 (2022年7月)
COVID-19に伴う
急性呼吸窮迫症候群
Phase12022年3月
登録完了
  • P1試験:登録及び観察期間終了
血球貪食症候群 非臨床試験
  • 東大医科研と共同研究実施中(用途特許出願済)
  • 日本血液学会で成果発表(2020年10月)
急性放射線障害 非臨床試験
  • 東大医科研と共同研究実施中(用途特許出願済)
  • 日本再生医療学会で成果発表(2020年3月)

加齢性疾患

予定適応症 サルコペニア
進 捗 非臨床試験動物POC
備 考
  • 名古屋大との共同研究
    (用途特許出願済)
  • 日本サルコペニア・フレイル学会大会で成果発表(2021年11月済、2022年10月予定)
  • 基礎研究成果の論文が幹細胞研究・治療領域の国際誌に掲載 (2022年6月)
予定適応症 早老症(ウェルナー症候群)
進 捗 基礎研究
備 考
  • 東大医科研と共同研究実施中
予定適応症 進 捗 備 考
サルコペニア 非臨床試験動物POC
  • 名古屋大との共同研究(用途特許出願済)
  • 日本サルコペニア・フレイル学会大会で成果発表
    (2021年11月済、2022年10月予定)
  • 基礎研究成果の論文が幹細胞研究・治療領域の国際誌に掲載 (2022年6月)
早老症(ウェルナー症候群) 非臨床試験
  • 東大医科研と共同研究実施中

造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)

造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)とは、移植後に感染以外の要因により肺炎などの障害がおこることです。主に非感染性肺合併症として特発性肺炎症候群(IPS)があります。IPSは移植後早期に発症することが多く、肺にある肺胞の壁に炎症や損傷が起こり、壁が厚くなり(線維化)、ガス交換がうまくできなくなる病気です。
ステロイド治療抵抗性の造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症(NIPCs)は、致死率の高い難治性疾患であると言われています。

造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病(GVHD)

造血幹細胞移植後にドナー(提供する方)由来のリンパ球がレシピエント(治療を受ける側の患者)の体を自己ではないとみなして攻撃することにより過剰炎症(サイトカインストーム)が起こる、移植の成否を決定する重篤な移植後の合併症です。
標準的一次治療であるステロイド治療に抵抗性を示す急性移植片対宿主病は移植後の生命予後を左右する疾患合併症であると言われています。

COVID-19に伴う急性呼吸窮迫症候群(ARDS)

様々な原因によって生じる重症の呼吸不全症候群。ARDSの原因には、肺炎、敗血症、外傷などがあり、体内では血液中の好中球と呼ばれる免疫細胞から肺の組織を傷つける酵素が放出され、肺にある小さな空気の袋(肺胞)や毛細血管を傷つけるため、血液中の水分やタンパク質が肺の血管を通り抜け、肺胞の中へにじみ出ることがあります。その結果、肺胞に水分などがたまり、重度の呼吸不全を起こします。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) においてもARDSが発症し、呼吸不全に至ることがあります。

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