―日本発の臍帯由来細胞治療のグローバルエコシステム構築を加速―
世界に先駆けて、臍帯由来間葉系間質細胞(以下「UC-MSCs」)の再生医療等製品としての実用化と普及を目指すヒューマンライフコード株式会社(代表取締役社長:原田 雅充、所在地:東京都中央区、以下「当社」)は、東京都が推進するスタートアップ支援プログラム「SusHi Tech Global」において、第二弾スタートアップ企業として選抜されました。
SusHi Tech Globalは、「サステナブルな都市をハイテクノロジーで実現する」というSusHi Tech Tokyoの理念を世界へ展開する東京都のグローバルイニシアチブです。都市課題の解決や新たな価値創造につながる技術を有するスタートアップを対象に、官民一体で成長支援を行い、東京・日本から世界へ展開するイノベーションを創出することを目指しています。
当社は、お産後に廃棄されている臍帯(へその緒)を医療資源として活用し、東京大学医科学研究所で確立された細胞製造技術を基盤として、UC-MSCsを安定した品質で製造できる技術を確立し、再生医療等製品HLC-001の開発を進めてきました。致命的な肺疾患である造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症を対象としたPhase2試験では生存率の改善が示唆され、2025年8月に厚生労働省より希少疾病用再生医療等製品の指定を受けました。今年1月に同適応症でのPhase3試験の治験届を提出し、まもなく症例登録が開始される予定です。
こうした臨床開発の進展と並行して、国内にて確立した製造、品質管理、細胞製品の輸配送を一気通貫に進めるサプライチェーンを世界へ展開するため、米国New York Blood Center Enterprises(NYBCe)との連携を通じて製造および品質基準の世界標準化を推進します。
さらに、中東UAEにおいては、現地パートナーとの合弁会社HLC-MENAを設立し、UC-MSCs製品を製造し、現地の社会課題と医療ニーズに合わせた製品の開発、販売を行う体制の構築を進めています。
日米連携を軸に世界標準となる製造・品質モデルを確立し、その標準モデルを各地域へ展開することで、同一品質の細胞を世界規模で安定供給できる持続可能な細胞治療のグローバルエコシステムを構築してまいります。
今回、SusHi Tech Global Startupsに選抜されたことを契機に、これらの取り組みをさらに加速させ、日本のモノづくり力を基盤とした細胞治療の世界標準化と国際展開を本格化してまいります。世界中でUC-MSCsを必要とする患者さんに、安全かつ高品質な治療の選択肢を届けるグローバルエコシステムの確立を目指します。
【プレス資料PDF】ヒューマンライフコード、東京都「SusHi Tech Global Startups」に選抜