世界に先駆けて、臍帯由来の間葉系細胞(以下「UC-MSCs」)の再生医療等製品としての実用化と普及を目指すヒューマンライフコード株式会社(代表取締役社長:原田 雅充、所在地:東京都中央区、以下「当社」)は、株式会社Rhelixa(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:仲木 竜、以下「Rhelixa」)が推進する「エピクロック®共創プロジェクト」に参画することをお知らせいたします。
「エピクロック®共創プロジェクト」は、Rhelixaが開発・提供する生物学的年齢評価技術「エピジェネティック・クロック」を基盤として、生物学的な老化度を可視化・制御することにより、老いを恐れない社会の実現を目指す企業連携プロジェクトです。その活動は以下の3つの方針に基づいて展開されています。
■エピクロック共創プロジェクトの3つの活動方針
1.エビデンスの構築
老化抑制因子の探索と介入・行動変容の効果検証を通じて、新たな抗老化エビデンスを構築する
2.ソリューションの開発
企業間の垣根を越えて、効果的かつ本質的な抗老化ソリューションの創出を目指す
3.社会への浸透(Social deployment)
積極的な情報発信により生物学的年齢の社会的受容の醸成を図るとともに、抗老化市場の創出と発展を目指す
当社は、年齢とともに筋力や筋肉量が低下し、歩行困難や介護が必要になるリスクが高まる加齢関連疾患である「サルコペニア」に対し、臍帯由来間葉系細胞(UC-MSCs)を活用した新しい治療法の開発を進めています。2025年1月からは、この疾患に特異的なバイオマーカーを探索する臨床研究をブラジルで開始し、治療法の確立に向けた挑戦を続けております。(1/30当社リリース)
こうした当社の取り組みは、エピクロック®共創プロジェクトが掲げる「エビデンスに基づく抗老化市場の創出と発展」というビジョンと深く共鳴するものであり、このたびの参画に至りました。
この共創の中で、年齢や老いに対する新たな価値観を社会へ届け、未来の医療と生き方の選択肢を広げ、「誰もが歳を重ねるごとに楽しみな世界」への実現に向けて共に取り組んでまいります。
■Rhelixaについて(https://www.rhelixa.com/)
株式会社Rhelixaは最先端のゲノム・エピゲノム解析で培ってきた技術を活用して、生物学・医学・薬学領域における基礎研究や製品・ソリューションの開発、またはそれらの受託業務を行っています。次世代シーケンサーにより得られるエピゲノムデータの他、ゲノムやトランスクリプトーム、メタゲノムデータを組み合わせた統合的なデータ解析により、細胞制御の詳細なメカニズムの予測や精度の高いマーカーの探索を行います。また、研究開発のあらゆる場面で必要となるデータの統計解析や図版作成を基礎知識を必要とせず誰もが手元で実現できる環境を提供しています。
【プレス資料PDF】Rhelixa社の「エピクロック®共創プロジェクト」に参画