Human Life CORD JAPAN

お知らせ

第三社割当増資に関するお知らせ
総額 8.54億円シリーズ B ラウンドの資金調達を実施

 臍帯(へその緒)の細胞で世界に先駆けた医薬品化を目指すヒューマンライフコード株式会社(代表取締役社長:原田 雅充、所在地:東京都中央区、以下「当社」)は、数社の事業会社などを引受先とする第三者割当増資により、総額 8.54 億円の資金調達を実施いたしました。
 
 当社は 2017 年の創業以来、東京大学医科学研究所や名古屋大学等との共同研究のもと、既存薬が効かず、有効な治療選択肢がない難病、希少疾病の患者さんに、世界初となる臍帯から調製される間葉系細胞を活用した細胞医療を提供すべく、その再生医療等製品としての社会実装を目指し、事業を推進しております。
 
 当社が研究開発に取り組んでいる臍帯由来間葉系細胞製品(以下、「本細胞製品」)について、これまで、白血病の治療過程で起こる合併症「急性移植片対宿主病」を対象とした医師主導試験(第 I 相試験)、および新型コロナウイルス感染症に伴う重度の呼吸器障害「急性呼吸窮迫症候群」を対象とした企業治験(第 I 相試験)を実施してまいりました。また、本年 3 月より、希少・難治性疾患である「造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症」を対象とした第Ⅱ相試験を新たに開始しております。
 
 今回の資金調達により、本細胞製品による治療の有効性が期待される難病、希少疾病を対象とする研究開発をより一層進め、社会実装に向けた取り組みを加速させてまいります。
 
【当社代表取締役社長 原田 雅充のコメント】
 シリーズ B ラウンド前半というタイミングにてご出資いただきましたこの度の引受先には心から感謝申し上げます。この度の資金を活用し、細胞医療分野では世界初となる「造血幹細胞移植後の非感染性肺合併症」に対する第Ⅱ相試験の着実な実施と品質が担保された臍帯由来間葉系細胞の治験製品の製造を推進いたします。私たちヒューマンライフコードだからこそ出来る社会貢献の形を今後も追及してまいります。

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