Human Life CORD JAPAN

お知らせ

「難病の日」を迎えるにあたって

 「難病の患者に対する医療等に関する法律」(難病法)(平成 26 年法律第 50 号)が成立したことを記念し、患者さんや家族の思いを多くの人に知ってもらう機会になってほしいとの思いから、日本難病・疾病団体協議会(JPA)により、毎年 5 月 23 日は「難病の日」登録されました。(出所:日本難病・疾病団体協議会 https://nanbyo.jp/anniversary/
 
 難病に対する治療薬開発は、希少かつ難治性であるが故に、臨床試験の実施が難しく、薬事承認を得る上での高いハードルが存在します。またそれに加え、市場性の小ささから、大手製薬会社はこのような開発案件に手を出せずにおり、極めてリスクが高いのが現状であります。
 
 しかしながら、医療現場からは「待っている患者さんのために」という切なる想いがございます。当社は、その医療ニーズに応えるべく、臍帯(へその緒)から採れる間葉系細胞を難病患者さんに対する新たな治療法として提供できるよう、これまで積み上げてきた臨床試験のエビデンスと臍帯由来間葉系細胞の持つ特性を基に、1 日でも早い製品化を目指して研究開発を推進しております。その一環として、現在、希少・難治性疾患である造血幹細胞移植後に生じる非感染性肺合併症に対する第Ⅱ相試験を進めております。
 
 今日の難病の日にあたり、私たちヒューマンライフコードは、難病克服に対する想い
をさらに強くし、一人でも多くの新たな治療の選択肢を待っている患者さんとそのご家
族のために、研究開発をより一層まい進してまいります。

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